ダイビングで中性浮力はとっても大切なことは、最初の講習で習いますが、オープンウオーターの講習だけで身につけることは難しいことです。
中性浮力とフィン ワークが上達することで例えばこんなメリットがあります。
- 水中で思い通りに気持ちよく動ける
- 浮上や潜降、移動でコントロールができることで安全に潜れる
- ガスの消費が減る
- 水底の生物を傷つけない
- 水底の危険生物に触れなくてすむ
- 水底の砂や泥を巻き上げない
- 巻き上げで周りのダイバーにも迷惑をかけない
快適に泳ぐ為には、姿勢、呼吸、トリムのとれたウエイトの配置(前後左右のバランス)など様々な要素がありますので、一緒に調整していきます。
これまで20年以上テクニカルダイビングをしてきましたが、ケーブやレックへの進入では、引っかかる器材を無くし、一切の泥の巻き上げをすることが許されませんでした。
特に安全の為、鍾乳石を折らない為に、中性浮力、トリム 、フィンワークなどはケーブダイビングの中で進化してきました。
モディファイドフロッグキックやシャッフルキック、バックワーズキック、ヘリコプターターンなどのフィンワークは、サンゴを傷つけず、砂を巻き上げを防ぐと共に、生物観察や写真撮影にもとても役に立つテクニックです。テクニカルダイビングから導入したスキルを皆様のダイビングにもお役立ていただければと思います。
沖縄TのTV 琉球朝日放送 「17のたね」
5分くらいの番組に出演させていただきました。
SDGsがテーマです。
https://www.qab.co.jp/movie/episode/seeds80
グリーンフィンズにも加盟しているベントスダイバーズでは、環境を傷つけないように、器材の調整も行います。皆さんは、バックアップの空気源やゲージを引きずってサンゴを壊したりはしていませんか?あなたのガイドはそのような器材をクリップしていますか?残念ながら、多くのガイドが今だにそのようなことに配慮していません。
それどころかサンゴの上に着底して写真を撮ったり、壁をはたきながら、岩をひっくり返しながら潜るダイバーが増えています。特にウミウシなどを探すダイバーにその傾向が見られます。
ダイバーがスキルを向上させ、環境に配慮しながら海を楽しむことはダイバーの責任です。
環境についても考えていただけるダイバーの皆様と一緒に海を大切にしたダイビングスタイルを考えていきたいと思います。
ベントスダイバーズでは、ファンダイビングに参加されるお客様には、いつでもこのようなスキルについてのご質問を受け付けています。ご希望のお客様には安全停止などのちょっとした時間にも無料で練習にお付き合いします。
集中してスキルを高めたい方にはコースもご用意しています。一回はコースに参加して、その後、ファンダイビングで回数を重ねながら上達するのはよい方法かと思います。
環境に優しい中性浮力、フィンワーク集中コース
¥18.000
ダイヤモンドビーチでのトレーニング半日コースです。