代表取締役 大原 拓

ガイドとしての考え方
私は子供の頃から海と生き物が大好きで、生き物の美しさ、面白さに魅せられてきました。そして夢中になってテクニカルダイビングでいろんな海を探検するようになって、壮大な景色の中にリアルに身を置くことの素晴らしさとそこにあるリスクを学びました。
私は海とその世界を尊重しています。環境を傷つけないように最新の注意をしながらその生き物たちの世界にお邪魔させていただいていると言う気持ちを大切にしています。
これまでの経験を生かして、お客様が心から安心して海を楽しんでいただけるようにご案内したいと思います。どうぞよろしくお願いします。
経歴
ダイビング歴 1987年より約35年、プロダイバー歴 1998年より約24年
経験本数 約15,000本 最大水深-100m
資格 SDI/TDI インストラクタートレーナー、RAZORインストラクター、PADI インストラクター、アドバンストライミックス、サイドマウント、レック、リブリーザー、イントロケーブインストラクター潜水士、1級小型船舶免許、高圧ガス第一種販売免許、丙種化学製造免許
ダイバーとしての経歴
フロリダ(ケーブダイビング)
久米島ヒデンチガマ(ケーブダイビング)
恩納村ヒロベガマ(クレイジージャーニー水中カメラ担当)
恩納村の大深度珊瑚群集(リュウグウ)発見と調査(琉球大学にて)
台湾(大深度潜水、日本、韓国、台湾合同)
フィリピン スービック(レックダイビング)、コロン(レックダイビング)
徳之島ウンブキ(ケーブダイビング、報道ステーション)
メキシコ、ケーブ調査プロジェクト(プロジェクト暁)
NHK 国際報道2020、おはよう日本 特攻 元米兵が語る”知られざる作戦”とは (撮影協力)
NHK ダーウィンが来た!港で大発見!幼魚のワンダーランド(撮影協力)
BS1スペシャル 「特攻 知られざる真実<後編>誠隊 最期の1か月」(撮影協力)
日曜劇場「DCU」第一話(リブリーザーシーン撮影協力)

沖縄TのTV 琉球朝日放送 「17のたね」
5分くらいの番組に出演させていただきました。
SDGsがテーマです。
https://www.qab.co.jp/movie/episode/seeds80

写真家のむらいさちさんとの対談がYOUTUBEにあります。
少々長いですが、ご興味のある方にご覧いただければ幸いです。
これまでの経緯など話しています。

琉球大学との研究ダイビング
ダイビングショップをやりながら社会人学生として琉球大学大学院でサンゴの研究をしました。リュウモンサンゴの大群落を沖縄で初確認し、リュウグウポイントとして大学共同で調査をしました。その後、台風がサンゴに与えるダメージと回復についての研究も行いました。大学院を卒業した後も、研究室のメンバーへの寄付とダイビングの指導を通じて研究のサポートを行なっています。
研究論文
・沖縄のサンゴ礁域における自由生活サンゴ類の移動について(イシサンゴ目:クサビライシ科)
・First record of a mesophotic Pachyseris foliosa reef from Japan
・Typhoon damage on a shallow mesophotic reef in Okinawa, Japan
・Shifting communities after typhoon damage on an upper mesophotic reef in Okinawa, Japan
・Downslope migration of free-living corals (Scleractinia: Fungiidae) in typhoon-exposed reef habitats at Okinawa, Japan

テクニカルダイビングについて
テクニカルダイビングを始めるきっかけとなった水中洞窟は、2001年のフロリダでの講習から始まりました。その後、久米島のヒデンチガマ、恩納村のヒロベガマ、徳之島のウンブキなどの海洋洞窟を調査しながら、テクニカルダイビングの勉強をしてきました。テクニカルダイビングの世界は、前人未到の洞窟の美しい世界、一般のダイバーには行くことができない深い歴史の中に眠る沈船、珍しい生き物に出会えるなど、想像を超えた素晴らしい世界ですが、リスクの大きな活動でもあります。講習は誰にでも勧められるものではありませんが、ご希望に応じてご相談できればと思います。
2019年に沖縄で初めてのトライミックスガス製造認可を受けました。小規模ですがガスが手に入るようになりましたので様々なダイビングができるようになりました。
